今は戦前か?退任間近の石破総理と某評論家とのやりとり。「今は戦前か?」怖い問いである。少し前の近い時代の安倍政権の時、マスコミに圧力をかけたり機密情報を隠したりとか、不思議なニュースをいろいろ垣間見た。当時はまだ、SNSが力を得ておらず、マスコミが大きな力を持っていた。現在の世論を動かす力は、既にマスコミからSNSに移りつつある。SNSには当然論客のマスコミで筆を綴る人々も参画するのだが、今は自尊心をくすぐる噂やデマや変な愛国心を掻き立てる狂信的な発言がSNSを占拠する時代となった。
かって、現麻生副総裁が、憲法の改正はどさくさに紛れて、大衆がよく知らない間にすれば成功する、「ドイツのかってのナチに学べ」と、演説したことがある。本心で言ったのか、冗談で言ったのかは分からないが、怖い発言をしていた。
今年は戦後80年目、もう戦争を体験した国民は少ない。あの戦争歴史観も、最近では、日本は全く悪く無かったと叫ぶ発言をSNSでもよく見るようになった。自虐史観の反動としても、全く日本は悪く無かったというのはやや暴論である。
当時は、マスコミも軍部と組み、発狂したかのように戦争に突入していった。国民は、発狂したかのように振る舞わないと、当時の時代の社会に受け溶け込めないので、理性的な国民も狂った振りをしていたのだろう。今のSNSを見ると、少しそんな雰囲気を感じてしまうのが怖い。
続き 後日..
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