陽のあたる坂道
大昔のモノクロの石原裕次郎主演の映画。裕次郎コンビの北原三枝,芦川いづみも共演。う~ン、セリフがワザとらしいしストーリ-の真実感が薄い。説明文を読んでるようなせりふが多い。ストーリ-も理屈ぽくていかにも作ったような感じでリアル感がいまいち。石原慎太郎の小説の映画化なんだけど、原作の小説が安っぽいせいかどうなんだろうな~。プチブルジョアを背景とした慎太郎のお得意の家族構成、兄と弟のしがらみという展開。まだこの頃は裕次郎も映画界に入って間もないのか演技は下手だな。いやいつまでたっても余り演技は上手いとは思われなかったけど。スタイルと顔と甘い声だけはいい。まぁそれだけで役者になったようなものだけど。 最近慎太郎の動静のニュース見ないな~。どうしてるんだろう。かなりのお歳だからマスコミとはシャツトダウンしてるのかな。政治家の息子も今回の選挙で惨敗しちゃつたけど。