映画鑑賞記

映画鑑賞記

PERFECT DAYS/ドラマ鑑賞

粗筋東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。その生き方は美しくすらあった。男は木々を愛していた。木々が作る木漏れ日に目を細めた。そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。それが男の過去を小さく揺らした。©2023MASTERMINDLtd.新着2時間4分2023Gアマゾンプライム役所広司主演だが、殆どセリフが無い。セリフの無い役は難しいのか楽なのかは分からないが、大根役者がセリフ無しでは間がもたない。訳アリの主人公ではあるが、淡々と無言状態でドラマは続き渋い役をこなしていた。その他めずらしい俳優というか歌手の「石川さゆり」が登場。最近テレビ画面で見てないのでちょつとどこか似ているなくらいの感じだったが、歌をうたう場面でやっと気づいたwww。歳相応だが昔よりやや超えていた。ド...
映画鑑賞記

小さき麦の花(字幕版)/映画鑑賞 

粗筋)2011年、中国西北地方の農村。貧しい農民ヨウティエと内気なクイイン。互いに家族の厄介者だったふたりは見合い結婚、夫婦になった。ぎこちなく、それでも互いを思いやり、作物を育て、日々を重ねていくふたり。ヨウティエのことをいつも気にかけるクイイン。そんな彼女の気持ちに愛おしさを覚えるヨウティエ。ある日、家を建てるためにヨウティエが作ったたくさんの日干しレンガが突然の大雨に襲われる。そんな不運さえもふたりには大切な日々となる。クイインは初めて会ったその日からヨウティエの優しさに気付いていたと話す。ロバと、ヨウティエと、クイインと。力を合わせ、毎日懸命に働き、ついに自分の家をもった。だが、その幸福は長くは続かなかった——。********************************中国の映画だ。失われゆく中国の農村の田舎に生きる朴訥で生き方の下手な貧しい農家の夫婦の物語だ。まだ中国にはこんな素朴で素朴な農家があるのかな?日本では消滅した。なかなかの良作品。時々交わされる夫婦の会話が意味...
雑談

MOTHER    トルコ版ドラマ 85シリ-ズ(約70時間) さすがに長かったな~

実の母に捨てられたつらい過去を持つゼイネプは、臨時教師として勤めることになった小学校で、メレクという生徒に出会う。メレクは年齢のわりに体が小さく、体のあちこちにあざと傷があったが、これはメレクの母シューレの恋人ジェンギズによってつくられたものだった。ある日、夜の街に一人でいるメレクを見つけたゼイネプ。その後も何度か会っているうちに人懐っこいメレクに対して、次第に心を通わせていく。そんな中、念願の研究チームに参加するため小学校を辞めることになったゼイネプは、メレクが忘れた手帳を返すためにメレクの家を訪ねる。そしてゼイネプはゴミ袋に入れられ外に捨てられたメレクを発見し、あまりの衝撃にメレクを自宅に連れ帰る。本当ならば通報してメレクを保護してもらうべきなのだが、どうしてもそうすることができなかったゼイネプは、メレクを虐待から守るため彼女を誘拐し、母親になる決意をするのだった…。ジャンルドラマオーディオ言語Türkçe  同名ドラマの韓国版と二つも観てしまった。韓国版のドラマもそこそこ長かったが...
雑談

海賊とよばれた男  ちょつと旬を過ぎた映画かな 今沈みゆく日本の経済に何が足りないのか のヒントでもあるかな? 

 主要燃料が石炭だった当時から、石油の将来性を予感していた若き日の国岡鐡造は、北九州・門司で石油業に乗り出すが、その前には国内の販売業者、欧米の石油会社(石油メジャー)など、常に様々な壁が立ち塞がり、行く手を阻んだ。しかし、鐡造はどんなに絶望的な状況でも決して諦めず、それまでの常識を覆す奇想天外な発想と、型破りの行動力、何よりも自らの店員(=部下)を大切にするその愛情で、新たな道を切り拓いていった。その鐡造の姿は、敗戦後の日本において、さらなる逆風にさらされても変わることはなかった。そしてついに、敗戦の悲嘆にくれる日本人に大きな衝撃を与える“事件”が発生する。(C)2016「海賊とよばれた男」製作委員会(C)百田尚樹/講談社 ちょつと旬を過ぎた映画かな。百田尚樹の小説の映画化。この作家、やや右寄りで、わては余り好きにはなれないが、映画としてもそれなりに楽しめた。小説よりかなりはしょつているようだ。戦中、戦後を生き抜いた商人の商売への怒涛の勢いの魂というか、ほとばしる情熱と息吹を感じる。商...
雑談

マザ- 無償の愛                  生きるとは、命を殺し命を育て愛す そして命は循環する 

 「マザー」小学校の非常勤教師として働くスジン(イ・ボヨン)が母親とその恋人から虐待を受けている少女ヘナ(ホ・ユル)と出会う。ヘナの状況を知ったスジンは、母性が自分の中に生まれていることに気づく。そして、偽の母娘となって2人で逃亡することを決心する。©StudioDragonCorporationBasedonaTVdramaseries"Mother"ProducedbyNipponTelevisionNetwork,andwrittenbyYujiSakamoto 結構長い韓国ドラマ。普通の人なら2週間くらい楽しめる。毎日1篇としても。どうもリメイク版らしいが、ちょつと泣かせる。今日からは本法版を観るので、どのようにリメイクされてたかが分かる。 この子役、ちょつと拉致されたあの子に少し似ている。 幼児虐待を題材。なかなか面白かった。なかなか可愛いが、初めて観た。 最近、児童の虐待の報道が多い。親が子供を愛し子供が親を愛する、ごく自然な母子本能。しかし、最近では親が子を殺し、子が親を殺...
雑談

プラチナデータ-  最近映画やドラマの題材に登場する解離性同一症(多重人格)を主人公にした

 「プラチナデータ」から犯人を特定する最先端のDNA捜査が可能になり、検挙率100%、冤罪率0%の社会が訪れようとしていた。神楽龍平は警察庁の科学捜査機関「特殊解析研究所」に所属する天才科学者。天才数学者の蓼科早樹とともに開発したDNA捜査システムを用い、いくつもの難事件を解決してきた彼は、DNA捜査の重要関係者が次々と殺される連続殺人事件を担当することに。捜査が難航する中、蓼科も連続殺人の被害者となってしまう。そして、蓼科の殺害現場に残る証拠からDNA捜査システムが導き出した犯人は、なんと神楽自身だった――。殺人を犯した覚えがまったくない神楽は、真実を突き止める為に逃亡を決意。そんな神楽を追うのは、警視庁捜査一課の刑事・浅間玲司。やがて浅間は、新世紀大学病院精神科遺伝子学担当教授・水上利江子から、神楽がもう一つの人格“リュウ”を持つことを知る――。(C)2013「プラチナデータ」製作委員会マイナンバ-カ-ド(まだおいらはもっていない)そんなには面白くなかった。二宮和也が解離性同一症とし...
雑談

ポカポカ陽気、掛布団干して、洗濯してちょつと床掃除 あれから11年 悲劇を乗り越えて…..

 今日は暖かかった、久しぶりに日中は暖房は要らず窓をあけはなす。外の風か気持ち良い。ベッドの掛布団、1か月ぶりに外に出して干す。ベッドのシ-ツ交換して午後3時過ぎ、干した布団を取り込む。これからこんなに温かい陽気が続くのかな。 今日は3月11日。そうだあれから11年。辛い記憶が段々薄れていく。忘れることがいいのか、忘れないことがいいのかはしらんが、時間の経過とともに辛いことも楽しかったことも段々忘れていく。今、「風の電話」という映画を観ているのだが、震災で親を亡くした女子高生の映画のようだ。災害も戦争も辛い経験、できればそのような忌まわしい経験はしたくない。 11年前といえば、おいらも辛い時代だったな。次々と家族を亡くし、心の中に大きな穴があいたよう。そんな時は何もしたくない。あの時、たまたま給湯器が壊れ、風呂の湯が出ない。震災からちょつと後だったか。原発が暴走している頃だった。風呂に入れないので近くの温泉ヘルスセンタ-で、サウナで汗を流しながらテレビ観ていたら、丁度自衛隊のヘリが水を運...
雑談

月は上りぬ    奈良の浅井家には、未亡人の千鶴、未婚の綾子、節子の三姉妹がいた。千鶴の亡夫の弟・昌二は節子と愛しあっていた。節子は昌二の旧友の雨宮と綾子を結びつけようとする。斎藤良輔、小津安二郎が共同で執筆した脚本で、晩秋の古都を背景に、美しく、微妙な女性の愛情の世界を描く文芸大作 

監督田中絹代出演笠智衆,佐野周二,山根寿子 1955年昭和30年制作か。これも敗戦後勃興期の映画。この頃の映画観てみるとのんびりしてるな、ストーリ-の題材も展開も凡庸で先が読める。こんなのんびりした、誰でも思いつくようなストーリ-でも、当時は他に娯楽が無かったので良かったんだろうな。監督が田中絹代?彼女、映画の監督もやってたのか。知らんかった。 
雑談

四季の愛欲  人間の存在する限り、永遠につきまとう愛欲の問題。これは年齢にかかわりなく、男も女も誰もが最大の関心をよせ、誰もがそこで人間をむき出しにする生態を、淫蕩と情熱の血を燃やす母親、およびその家族を中心として、さまざまな群像の中から赤裸々にえぐりだす異色の問題作。 

監督中平康出演山田五十鈴,安井昌二,中原早苗ジャンルドラマ1958年というから、日本が敗戦後やっと立ち直り始めた頃。いずれの役者も往時の一世を風靡した役者。といっても若い人は全く知らない名前ばかりか。当時もこんなストーリ-のドラマや映画が流行だったのかな。モノクロだが、映像はしっかりしていた。ただ、そんなに面白くはない。この当時の題材は、どうしても物書きとか飲食店とかが舞台になる。脚本家が、そういった付き合いの職業の人しか知らないから、それ以外を描くことが出来ないということだろう。
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しろばんば   大正初期、伊豆の山々が暗緑の暮色に沈んでゆく冬の黄昏時に、綿くずのような白い小さな生きものが浮漂し始める。子供たちはそれを「しろばんば」と呼んで追いかけ回すのだった。伊豆の奥深くで祖母と二人で暮らす少年が従姉に寄せる淡い恋への憧れと、因襲の中に消えた女の悲劇を描く。

1962年制作というから、70年前の映画だ。「『しろばんば』は、井上靖の自伝的長編小説である。『主婦の友』に1960年から連載された。その後、続編として『続しろばんば』が連載された。双方とも中央公論社から単行本として刊行され、後に前者を前編、後者を後編とし、改めて『しろばんば』として新潮社より文庫本として刊行されている。」←Wikipediaより 鮎川いずみ が奇麗だ。モノクロ映画。この当時の背景画像は何故か郷愁を感じる。子供時代の楽しかった記憶と重なる部分が多いからだろう。思えばわしらの子供の頃の祭りは盛大だったと今更ながら思う。我が家から歩いて30分くらい、数キロ先で行われた「蓮如祭り」はこの地区でも最もおおきな祭りで、サーカスの興行も観た。何百メートルも連なる祭りの客相手の屋台。サーカス名は忘れてしまったが、これが行われている間だけの転校生がやって来たのを思い出す。ば-さんに連れられて行ったこんな記憶が、何故かこの映画を観て思い出された。遠くはるかなる昭和の残像。 しろばんば
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シャレ-ド    1964年アカデミー賞 歌曲賞(ヘンリー・マンシーニ作曲/ジョニー・マーサー作詞)ノミネート!1965年英国アカデミー賞 女優賞(国内・オードリー・ヘップバーン)受賞。フランスの観光地のスキー場でレジ

オードリ-・ヘップバ-ン主演のスリーラ-映画。高価な金のありかが切手とはなかなか考えたが。一応楽しめた。でもやはりヘップバ-ンが一番奇麗だったのは「ローマの休日」の頃だったな。
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カサブランカ 大昔の映画だが、何度観てもいいな!いい大人の純愛? 第2次大戦下の仏領モロッコのカサブランカ、酒場を経営するリックは昔の恋人イルザに再会する。だが彼女は反ナチのリーダーである夫ラズロに伴われ、旅券を手に入れるために現れたのだった。リックはイルザを愛するがゆえに、イルザとラズロの国外脱出に手を貸す決意をする。

 久しぶりに、アマゾンビデオをめくっていたら見つけて観たくなった。ラーマルセ-ズの国家斉唱のところはちょつと泣ける。余りあくのない、すっきりしたストーリ-。イングリッド・バークマンは何度見ても美人だ。 ヨーロッパというところは不思議なところだ。小国が乱立し、民族も様々。比較的大国といえば、ドイツ、イタリア、フランス。スペイン。EUに今は属しない英国。ドイツ、英国、仏国との間にはいつも紛争が絶えない。現在のEUの間でも余り仲は良くないようだ。しかし東にロシアの脅威があるから余りいさかいばかりはしておれない。 それにしても、ドイツが何故ナチス帝国を生み出してしまったのか。民主主義が時たま悪魔の暗黒の政治体制を生み出す。戦争のような恐怖が身近になると知識人とかいわれる人も、マスコミも政治家も国家も狂人に変貌するから怖い。
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映画鑑賞感想    「人間の絆(痴人の愛)」        1935年アカデミー賞主演女優賞(ベティ・デイヴィス)ノミネート!ロンドンの医学校に通う足の不自由なフィリップ(L・ハワード)は学校近くの料理店の女給ミルドレッド(B・デイヴィス)に夢中になる。彼は彼女に求婚するのだが、彼女は浮気者で男出入りが絶えず… (C)PDClassic

 英国の小説家、サマ~セットモ-ムの小説を映画化したものである。1934年に映画化されたものでかなり古い。今から80年前といえば、まだ私は生まれていない。私らの世代では大学の入試でサマ-セットのサミングアップが英語入試の題材によく使われるとか聞いたことがある。私の高校は田舎の進学校で、高三には教科書は全て終了しているので、高三の英語の授業は、英語教師が適当に選んだ教材で授業が行われる。そんな中で読まされたモ-ムのサミングアップ。モ-ムの人生の回想記の随筆。サマーセットの小説を最初に読んだのは中学の夏休みの宿題の読書感想として読んだ「月と6ペンス」が最初と記憶する。サマーセットの小説は大衆小説のジャンルに属し、高校くらいの英語力で読み込める、どちらかいうと軽い小説の部類。 この映画では、ぴっこの障害をもつ医学生が悪女を愛してしまったばかりに、その悪女に翻弄され、お人よしとも思われるほどに献身的に助ける主人公、そしてその医学生を純真に愛する女性との関り、特に悪女に翻弄される部分に大部分を費や...
雑談

仮面病棟 元精神病院だった病棟の中で密かに行われていた驚愕治療?

粗筋その日、病院は仮面の凶悪犯に占拠された。閉じ込められたのは、一夜限りの当直医の速水と凶悪犯に撃たれた女子大生の瞳。密室と化した病院から脱出を試みる2人は、次々と不可解な異変に遭遇する。入院記録のない患者、警察に通報しない院長とスタッフ、隠された病室、あるはずのない最新の手術室、凶悪犯の不可解な目的……。この病院には、何かある――。病院≪なぞ≫の仮面に隠された、国家をも巻き込む<衝撃の真実>とは!?全ての謎を解くまでこの病院から逃れられない、究極のノンストップ脱出監督木村ひさし出演江口のりこ, 坂口健太郎, 高嶋政伸ジャンルサスペンス それなりに楽しめた。元精神病院というちょつと気味悪い建物内で行われていた驚愕な内臓移転手術。日本にもありそうな事件。中国とかではこんな病院が沢山あるとか、まことしやかに聞かれるのだが。 日本の病院でも、奇妙に思うのだが、手術は付き添い人は見ることが出来ない。手術中何が患者に起こっているかは闇の中。時々治療ミスの裁判も日本でもあるがかなり不利。病院内の関係...
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ランボ- ラスト・ブラッド 

 先日おまかせ録画でシリーズ 怒りの脱出、等々2~3篇観て、今夜たまたまアマゾンビデオでランボ-シリ-ズ見かけてしまってついつい見てしまった。あらすじかつてアメリカ陸軍特殊部隊、通称グリーンベレーの兵士として、ベトナム戦争を生き抜いたジョン・ランボー。帰還してからはPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされながらも、伝説の戦闘マシンとして、世界各地で戦いに身を投じてきた。そんなランボーも今ではアメリカに帰国し、故郷アリゾナの牧場を営みながら、古くからの友人のマリアとその孫娘のガブリエラと、“家族”として平穏に暮らしていた。ところが、自分を捨てた実の父親がメキシコにいると知ったガブリエラが、ランボーの反対も聞かず一人で危険な地に踏み込み、人身売買カルテルに拉致されてしまう。怒りに燃えるランボーは、最愛の“娘”を救出し、一味への復讐を果たすため、元グリーンベレーのスキルを総動員し、戦闘準備を始める──。©2019RAMBOVPRODUCTIONS,INC.毎回、ランボ-が、終盤大暴れして何...
TRANSRATE