映画鑑賞記

雑談

絶唱

「伊豆の踊子」「潮騒」に続く山口百恵=三浦友和コンビ第3作。戦前のまだ封建的な風土の残る山陰地方を舞台に、大地主の息子と、美しい山番の娘の許されない恋を描く純愛映画。山口百恵が亡骸のまま友和と結婚式を挙げるシーンは有名。山陰地方の大地主の一人息子・順吉は山番の娘・小雪を愛していたが、周囲の猛反対に遭い、二人は山を下りて駈け落ちするが・・・。(c)1975東宝監督西河克己出演山口百恵,三浦友和,辰巳柳太郎。おまかせ録画でいつのまにか録画されていたBS映画。かなり古い映画のようで、ういうぃしい山口百恵と三浦友和が出演。歌謡曲でも学生時代に、こんな名前の歌を聞いた。ちょつと懐かしくなり、観てしまった。ストーリ-的にも演技的にもそんなに面白くなかった。それにしても三浦友和、若いころはハンサムだったな。最近老けてちょつと相が悪くなったような気もするが。山口百恵の息子も俳優でたまにドラマとかで見かけるのだが、両親が美男美女のわりに、そんなに美男でないのが不思議だ。まぁ、どうでもいい話か。最近山口百恵...
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テロ、ライブ

韓国映画久しぶりに観た。なかなかよかった。こういうストーリ-、以前似た映画観たな。警視庁とかの緊急指令室の応答のやりとりだけで進んでいく展開の映画。デンマ-クの映画ギルティ。犯人は最後の最後で姿を現すが、それまでは電話の応答だけ。腐ったテレビ界、行政、権力を背景にして。余り撮影費用をかけなくてもそれなりに面白い。
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なかなか面白かったぞ。少しハッピ-エンドのゴールにたどり着くまでが長すぎたきらいはあるが。中島みゆきの歌謡曲、糸を題材にストーリ-をふくらませた映画かな。
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陽のあたる坂道

大昔のモノクロの石原裕次郎主演の映画。裕次郎コンビの北原三枝,芦川いづみも共演。う~ン、セリフがワザとらしいしストーリ-の真実感が薄い。説明文を読んでるようなせりふが多い。ストーリ-も理屈ぽくていかにも作ったような感じでリアル感がいまいち。石原慎太郎の小説の映画化なんだけど、原作の小説が安っぽいせいかどうなんだろうな~。プチブルジョアを背景とした慎太郎のお得意の家族構成、兄と弟のしがらみという展開。まだこの頃は裕次郎も映画界に入って間もないのか演技は下手だな。いやいつまでたっても余り演技は上手いとは思われなかったけど。スタイルと顔と甘い声だけはいい。まぁそれだけで役者になったようなものだけど。 最近慎太郎の動静のニュース見ないな~。どうしてるんだろう。かなりのお歳だからマスコミとはシャツトダウンしてるのかな。政治家の息子も今回の選挙で惨敗しちゃつたけど。
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おいしい給食 season2

80年代。ある中学校で、給食マニアの教師と生徒が、静かな「闘い」を続けていたー。それは、どちらが給食を「おいしく食べるか」。究極の「食ドラ」、待望の続編!©2021「おいしい給食」製作委員会という紹介通りのストーリ-。学校給食を題材にした喜劇。主人公の先生のオーバ-なアクション、馬鹿らしいと思いながらつい笑ってしまう。ストーリ-も至極単純、毎回出てくる学校給食をいかに美味しく食するかというバトル。だから給食メニュ-をどのように食べるかという場面のオーバ-ゼスチャ~が見もの。でも、こんな馬鹿らしいドラマをよく考えついたものだと関心。 おいらの世代の学校給食は実に粗末な物だった。近くの農協で作った不味い食ぱんと不味い脱脂粉乳ミルク。本当に不味かった。栄養があるからと言われて嫌々飲んだものである。まだ牛乳は贅沢品なので中学校になるまでは給食には出て来なかった。今の子供は幸せだよ。結構今の給食は美味しいらしい。うらやましや。
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家へ帰ろう 鑑賞記 戦争にはいい戦争も悪い戦争も無い、全て悪 かな

なかなか見ごたえのある映画だった。既に大二次戦争から76年経っているが、戦争を経験した人々は、その戦争の忌まわしき記憶を引きずって生きているのか。
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ザ ピ-ナッツバタ- ファルコン 鑑賞記

なかなか面白そう。老人の養護施設で暮らすダウン症の青年ザックは、子どもの頃から憧れていたプロレスラーの養成学校に入ることを夢見て、ある日施設を脱走する。一方、しっかり者の兄を亡くし孤独な毎日を送っていた漁師・タイラーは、他人の獲物を盗んでいたのがバレて、ボートに乗って逃げだす。ジョージア州サバンナ郊外を舞台に、偶然にも出会った二人の旅の辿り着く先は……?やがて、ザックを探してやってきた施設の看護師エレノアも加わって、知らない世界との新たな出会いに導かれ、彼らの旅は想像をもしていなかった冒険へと変化していく。(C)2019PBFMovie,LLC.AllRightsReserved監督タイラー・ニルソン,マイケル・シュワルツ出演シャイア・ラブーフ,ダコタ・ジョンソン,ザック・ゴッツァーゲ
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24 リデンプション 鑑賞記 今のアフガン脱出を想起 砂漠に花は咲くのか?

今の米軍撤退のアフガンから避難するアフガン国民を想起させるようなドラマの展開だった。アフリカ某国で子供たちのために古い友人つくった学校で共に働く逃亡中の主人公が、ク-デタ-が起きたさ中、クーデタ-軍が子供たちをさらって殺人兵器に仕立てる軍から子供たちを国外に救い出すという話。 アフガンと言えば、アフガン農民のために水路をつくって命を捧げた中村医師のことはまだ忘れられない。積み立てても積み立てても、もろくも崩れてしまうアフガンでの平和事業。こんな砂上の平和への努力に命を捧げるほどに努力する意味があるのかと私に問われたら正直答えられない。懸命に努力しても命まで取られてしまう現実。なんか無意味な努力に思える。荒廃した砂漠に花を咲かせる努力。アフガンの国民の中で、タリバンを容認する国民が大半ならば、米軍が駐留して米国式民主主義を構築しようとしても、現実のようにもろくも崩れていく。多くの命と血を流してでも、もがいてアフガン国民の選択に任せるしかないのだろうか。神さんや仏さんから見れば、多くの命が失...
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アド・アストラ (字幕版)監督ジェームズ・グレイジャンル  鑑賞記

いわゆる宇宙モノ。画像は綺麗。将来こんな時代が来るのか来ないのか。主人公の息子とおやじとの葛藤と政府の陰謀もからめたどらま。それなりに楽しめる。最近米中とも宇宙への投資が盛んだが、その前に難問不可解な事象が地球上や海中にあるのだから、地球の人類の命を助けるためにも、そっちを優先して探求して欲しいのだが。米中とも、とりあえず未開拓の宇宙に自国の占有の印付けるのに忙しいようだ。
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鑑賞記 ドラマ 後妻業 ⅱ

ドラマ 後妻業と言えばこっちの方が新しい。木村佳乃 はこのドラマ前後から悪女役に開眼したようで、その後時々悪女役をするようになったようだ。ある程度地的要素が無いと、悪女役は上手くこなせないのだが、どうなんだろう。そこは役者だから地の性格とは全く別でもこなせるのかも。こちらのドラマのほうが、やや心理描写のほうに重点がかかっている。ストーリ-もやや異なる。老人の性業欲と、それに漬け込む悪女、の原点は同じ。二つの作品を見比べてみるのも楽しい。
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鑑賞記 後妻業の女 

監督鶴橋康夫出演大竹しのぶ,豊川悦司,尾野真千子性と金、こんな人間の欲望の2大タイトルが題材なら誰でも面白いスト-リ-が書けそうな題材であるから面白いに決まってる。悪女なら日本でも指折りの 大竹しのぶ。彼女が元夫、さんまと並ぶとさんまさえ善良にみえてしまうほど悪女では名演技。老人に近づいてくる男や女、意図が無いはずがない。先日判決が下りた、このドラマを地でいったような事件でもあった。いや逆にあの事件からこのドラマは生まれたのかも。数人もの老人やおじさんを手玉にとって殺害した殺鬼女、どんな妖艶な容貌かと思ったら、写真を見てもどうしてこんな女に騙されたのかと思われるほど信じられないような容貌であった。優しかったのか、記者の取材によると、男の心の隙間に入り込むのが得意だったと証言してる人がいた。生命保険外交員をしていた時期があったようで、保険の知識には詳しい。手に職の無い女性が多い職種だ。ただ外交能力、口が上手いのは必要条件。そしてあんな練炭殺人事件とかいろいろ信じられないような事件を起こして...
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映画鑑賞記 「終わった人」 舘ひろし 黒木瞳 広末涼子 臼田あさ美 今井翼 ベンガル 清水ミチコ 温水洋一 / 高畑淳子 岩崎 …等々の出演者

舘ひろし黒木瞳広末涼子臼田あさ美今井翼ベンガル清水ミチコ温水洋一/高畑淳子岩崎...等々の出演者。館ひろし、そんなに演技が上手いとは思わないが、なぜかいつも主演。 それなりに楽しめた。館ひろしが東大法学部卒の役を演ずるには少々違和感があるが。題名から分かるように派手な立ち回りは一切ない、やや悲しいサラリ-マンの退職後を描く。普通ならあの立場なら定年退職後も天下りポストがあるはずなのに。そして役員なら普通70歳までは居座れるはずなのだが。さんな疑問は置いといて、最後1億前後の借金を背負って社長を終えるのもいささか分からない。会社と社長とは別人格なのに、何故会社の負債を社長が払わなければならないとか。他にも役員がいれば、分担ではないかとか。会社の銀行からの借り入れに、個人補償もしちゃつたのかとか。突っ込みどころ満載なのだが、それも置いといて、一応楽しめました。
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映画鑑賞記 THE GUILTY デンマ-クの映画だとか

製作費は殆どかけないで出来てしまったのではないかと思う映画。舞台は緊急通報指令室。そこでのコールセンタ-の応答だけで映画は進行する。電話にかかってきた相手の情景、舞台は一切出さず、ただ電話の応答だけでストーリ-は展開される。視聴者の想像力の中で応答の相手の状況をイマジネ-ションさせてストーリ-は展開される。スリリングな映像で視聴者を堪能させるというのとは真逆手法。これなら、ラジオドラマでもいいのではないかと思うのだが、そこは映像、主演者のテクでなかなか面白く見せてしまうところがいい。派手なアクションとかに見飽きた人にはお勧め。
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ドラマ鑑賞記  the big short マネ-・ショ-ト華麗なる大逆転

 サブプライムの金融界の大惨事の裏側を暴いたドラマ。銀行や金融筋の詐欺商品まがいの販売は最近でも、郵貯保険、スルガ銀行とかまだ記憶に新しい。販売してる銀行員や郵貯職員も犯罪を犯していると認識しながらも欲のためにしてしまう。それも組織がらみで。ペットの犬の名前でロ-ンを組んだという話には笑えるが、実際スルガ銀行も似たようなことをしていたのだから日本の銀行も例外ではない。金融関係や不動産関係の人種は、ちょつと要注意、外見は紳士的でも、どんなあくどい魂胆をもっているか分かったものでは無い、というのは世界中どこでも同じらしい。まぁそんな人ばかりでもないけど。行政も上手く詐欺が回転している間は容認しているのだが(スルガ銀行も事件が露呈するまでは地方銀行の寵児ともてはやされたのだが)、一旦つまづくと、やっと重い腰を上げる、という構図は今更ながら。最終的にそのツケを払うのは末端の国民。それにしても、バカでもオカシイと思うサブプライムロ-ンが何故あのような形で展開され販売されたのか、未だに魔訶不思議だ。
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映画鑑賞記 天国の本屋 恋火 

 以前一度観たことがあるが、ストーリ-もおぼろげ、再度観てしまった。今は亡き竹内結子。どんな可愛い女優も年とればしわくちゃのおば-ちゃんになってしまうが、若くして亡くなれば観客の記憶は永遠に美しいままの女優の残像で残る。ある意味女優冥利で亡くなったのかも。 十数年前にがんになった時、おいらもいよいよ終わりかな、と思った時もあったが、今日まで生き延びてしまった。当時、学生時代からの学友に、いよいよ背後から死の影の足音が聴こえるようになってきた、と言ったら、おれは全然聴こえないと笑っていた友も、その後俺より先に逝ってしまった。がんの手術で入院してた時、見舞いに来てくれた友が、大半俺より若いのに先に逝った。生死の順番ほどランダムなものは無いと最近思う。災害で多くの人が亡くなるニュースを見ると、紙一重の差が生死を分かつのを知る。その意味では、俺も今日は元気だが明日は分からない。とはいえ、なかなかしぶといから簡単には逝けそうもないが。 この映画は人の最も興味のあるロマンスと美しい花火と悲しい事件と...
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