映画鑑賞記

雑談

ドラマ鑑賞記 Fukushima 50 今なお、記憶に新しい9.11の原発事故 何故あのような大惨事が起きたのか

 2連投で映画とドラマ観てしまった。概要は誰でもニュースで知っているこの事件。でも今だに原発は日本にも、世界の各所で稼働中。楽観的想定を超えた自然災害、人的なトラブル、テロ、等の数えきれない要因で、又いつ暴走するのか。暴走しだしたら人智を超えた破壊力を持つ原発は是か非か。 なまなましい当時の緊迫した現場の描写、結末は分かっていても面白かった。当時、それほど事態が緊迫していたとは後になって初めて知らされた国民。現在のコロナ禍の状態に似る事象は多い。 それにしても、何故電源を地下に設けたのかとか原発の基本的な設計面からも素人が考えても不可解と思われることが多かった。あれほど国民を震撼させても結局責任は誰も取らなかったとか。
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映画鑑賞記 男はつらいよ 50 お帰り寅さん

 いや~、久しぶりに観てしまった寅さん。登場してくる俳優も皆んな歳とったな。そりゃ何十年も前からやってるから歳とるのも当たり前か。しわくちゃになった倍賞千恵子、いぶし銀のような前田吟。かっては美少女の後藤久美子、それぞれが年輪を刻んで登場。渥美清が亡くなってから既に何年がたつのだろうか。かっての主演が亡くなっても映画をつくってしまう山田洋二郎監督。家族や友達との人間模様を上手く描き出す才は相変わらず。人それぞれに重い荷物を背負いながらも交錯する人間関係の中を人はそれでも希望をもって生きていく。人間のしがらみをストーリ-にするのは簡単だと言ってた山田監督お手芸の映画の再現だった。この何十年ものシリーズ映画を観る人は、又それぞれ、男はつらいよの何十作の時間の流れと自分の人生の時間の流れを重ね合わせながら、映画のシ-ンのそこそこにその追憶を重ねて思い出しながら観てしまうだろう。作品の質はともかく、シリーズの年輪だけで魅入ってしまいそう。
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映画鑑賞記 Man On Fire うーーーーン なかなか良かったな

 この主人国の黒人、よく見るのだが、デンゼル ワシントン と言うのか。ちょつとせっないアクション映画、少女とおじさんという関係の映画だと、名前思いだせないが、イタリア人の主人公の殺し屋と少女の映画もあったな。こういう関係は映画になるのかな。余りごちゃごちゃした関係でなく、ただ用心棒とその顧客の少女というシンプルな関係がいいのか。少女が誘拐された後は、ただ犯人捜しで、見境なく殺していくのだが。代償の無いこういう無垢な愛はいいな。現実にはなかなかあり得ないが。ラストも主人公が静かに死んでいくシ-ンもいい。
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映画鑑賞記 ムーンライト ちょつと悲しい・・・

夜の海辺では黒人も緑に観える・・・・・とか。三部作で構成。少年時代、青春時代、成人いろんな賞をとったとかいうのでもっと面白いのかと思ったのだが・・・・地味な映画。最初観始めた時は舞台は南アフリカかと思ったら米国のようだ。麻薬漬けと売りで生計をたてている母親。いじめに合いながらも一人だけかまってくれる友。いじめの学友から逃げている時、偶然かまってくれたヤクの売人の大人。大人になって彼も又売人に。どうしようもない環境下の少年を描くのだが、余り面白くない。この映画何が言いたいのだろうか?
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映画鑑賞 ひとよ 子供に暴力をふるう夫を殺した母親と子供との葛藤

 久しぶりに邦画を観た。そこそこ面白かった。ひとよ。肉親、特に家族のあいだのもつれは一端複雑にからみあうと簡単にはほぐれない。時間をかけて、話し合い、時間をかけて、そのほつれを少しづつ解きほぐしていくしかないということか。その点他人との関係は楽だ。関係を断てばいいのだから。夫婦も所詮他人、ということで離婚が多いのかな。普通の家族の間には、こんな極端な葛藤はないだろうから、努力すればなんとか解決できるということか。まぁ生きている間に努力すれば。久しぶりに観た田中裕子、ちょつと老いたな。メーキャツプで老いた風に見せているのかな。
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