粗筋
不本意ながら嘱託という形で市役所の福祉課に勤める牧野聡美(橋本愛)は、ある日突然、生活保護利用者と直接向き合うケースワーカーの仕事を命じられる。不安を抱く聡美のことをベテランの山川(和田正人)は「やりがいのある仕事だ」と励ましてくれた。同僚の小野寺淳一(増田貴久)とともに、迷いを抱えながら多くの利用者たちと向き合っていく聡美。ところが後日、その山川が、あるアパートの火事のあと他殺体で発見される。あれほど利用者から慕われていた山川がなぜ? 周囲で、山川が何らかの不正に関わっていたのではないかという疑念が膨らんでいく中、聡美と小野寺は、町を覆う不正の影と生活保護をめぐる様々な人々の人勢模様に巻き込まれていく。(C)2020 WOWOW
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久しぶりに橋本愛(主演)を見た。「あまちゃん」あたりがドラマに出始めと思うが、あの頃は余り演技がうまいとは思えなかったが、久しぶりにみた今回のドラマ、かなり成長したなと思う。
市役所福祉課の職員としての葛藤、生活保護不正の貧困商売の事件に巻きこまれるとか、なかなかドラマとしても面白い。「生活保護」にまつわる問題や事件、どのように対処するのが正義か、難しい社会問題で、当市でも以前外国人への対処に問題があり全国版のニュースとなったことがある。底辺の庶民相手の福祉課というのは、実際まじめに職務にあたると悩みこんでしまい、真面目で正義感のある人間ではとても耐えきれないのではと思ってしまう。ある意味、情の無い無機質的な人間としては尊敬出来ないような人でないと心が折れてしまうのではと思ってしまう(ちょつと福祉課で働いている人には失礼)。まぁまじめにやったらの話ですけどね。
最近貧困商売のニュースも聞かないのだが、貧困商売は社会的地位を確保し、あたりまえでニュースにならないのか、そんな商売は淘汰されたのか?後者ならいいが前者だと怖い。
こういうどろどろした社会問題には正解が無い。一定額の税金を貧者や困った人に際限なく配って余りある予算があればいいのだが、それは無いから、生かさず殺さず、生活保護をもらえず餓死して亡くなったとかいう事件が余り起きない程度に配らなくてはならない。最近ネットだと、「生活保護」が外人優先に支給されているとか言う人が多い。日本人だと真面目な人は「生活保護」の支給申請には、どうしても声が小さくなってしまうのが原因かもしれない。外国人だと、徒党を組んだり人権派組織を巻き込んだりとか声が大きいので通ってしまう確率が多いのだろう。役所も騒がれたらまずいから、騒いだ人にはしょがなく支給してしまう傾向はあるようだwww。
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