雑談

ポカポカ陽気、掛布団干して、洗濯してちょつと床掃除 あれから11年 悲劇を乗り越えて…..

 今日は暖かかった、久しぶりに日中は暖房は要らず窓をあけはなす。外の風か気持ち良い。ベッドの掛布団、1か月ぶりに外に出して干す。ベッドのシ-ツ交換して午後3時過ぎ、干した布団を取り込む。これからこんなに温かい陽気が続くのかな。

 今日は3月11日。そうだあれから11年。辛い記憶が段々薄れていく。忘れることがいいのか、忘れないことがいいのかはしらんが、時間の経過とともに辛いことも楽しかったことも段々忘れていく。今、「風の電話」という映画を観ているのだが、震災で親を亡くした女子高生の映画のようだ。災害も戦争も辛い経験、できればそのような忌まわしい経験はしたくない。

 11年前といえば、おいらも辛い時代だったな。次々と家族を亡くし、心の中に大きな穴があいたよう。そんな時は何もしたくない。あの時、たまたま給湯器が壊れ、風呂の湯が出ない。震災からちょつと後だったか。原発が暴走している頃だった。風呂に入れないので近くの温泉ヘルスセンタ-で、サウナで汗を流しながらテレビ観ていたら、丁度自衛隊のヘリが水を運んで原発の上空から水を浴びせる中継をやっていた。少しでも水をかけて原発を冷やそうという算段だった。うまくヘリが上空から原発めがけて散水できると、やった!なんてみんな思いながらテレビを観ていたに違いない。テレビは終日原発の状況の中継。それまでは放射能の知識なんて大多数の国民は知らなかったが連日テレビが放射能の測定指数とかを解説するので俄か放射能学者が増えた時だった。今の新型コロナの解説と同じ。でも、あの時ほど日本国民が肝を冷やした時は無かったな。日本の半分が居住不能になり、日本が崩壊するか否かの瀬戸際だった。原発の安全神話を信じた国民には驚天動地の事態だった。

 あの時のニュースを今回顧すると半分くらいが嘘にまみれたニュースであり解説だったように思われる。国や政府は本当に事態が緊迫してまずい状態の時は真実を伝えないということを改めて知った。今のコロナ禍の報道とかウクライナの報道も、しばらく時間が経過しないと、虚実まちまちの報道で何が真実だったか分からない。

 とか、いろいろ思いながらまだ「風の電話」の映画を視聴中。風の電話の公衆電話、本当にあるらしい。悲しい時、辛い時、星になった家族につぶやきの電話をかけてみたい……そんな半分メルヘンの公衆電話、泣かせるね。人間は苦し時も悲しい時も、絶望のどん底の中から希望を見出し這い上がらねば生きていけない。

               風の電話

東日本大震災で家族を失い、広島に住む17歳の高校生ハルは、一度も帰っていない故郷の大槌町へ向かう。岩手までの長い旅の途中、様々な人と出会い、食事をふるまわれ、抱きしめられ、「生きろ」と励まされるハル。道中で出会った福島の元原発作業員の森尾と共に旅は続いていき、ハルは導かれるように、故郷にある<風の電話>へと歩みを進める。家族と「もう一度、話したい」その想いを胸に―。キャストモトーラ世理奈、西島秀俊、西田敏行、三浦友和スタッフ監督 : 諏訪敦彦再生時間02:20:03配信期間2022年3月11日(金) 00:00 〜 2022年4月10日(日) 23:59タイトル情報風の電話今だから、伝えたい—— あの丘に佇む電話線の繋がってない<風の電話>に、今日もまた人々が訪れる。東日本大震災で家族を失い、広島に住む17歳の高校生ハルは、一度も帰っていない故郷の大槌町へ向かう。岩手までの長い旅の途中、様々な人と出会い、食事をふるまわれ、抱きしめられ、「生きろ」と励まされるハル。道中で出会った福島の元原発作業員の森尾と共に旅は続いていき、ハルは導かれるように、故郷にある<風の電話>へと歩みを進める。家族と「もう一度、話したい」その想いを胸に―。

(C)2020映画「風の電話」製作委員会

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