今、このような選択を迫られたら私はどのような選択を取るか。身一つで逃げても、その先も命の保証は無い、仮に命をながらえてもホームレスとして他国の援助にすがるしかない。留まれば、ロケット弾や砲弾のリスクにさらされる。停戦会議で人道回廊を設けるということは、間もなくその場が修羅の戦場となることを意味する。人道回廊の殆どがロシアへ逃げ込む人道?とかいうのだが、敵陣に逃げるということは、その後どんな展開になるか怖い。国が消滅するということは、そこに住む国民にとっては苛酷な試練。国民の命や財産が守られるということは、その国が安泰であるのが前提、国が無くなれば国民の財産も消える。
ロシアはウクライナの電気とかのインフラを掌中に収める作戦なのか原発が狙われている。チェルノブイリの電源が断たれたという報道がされているようで怖い、他の原発も続々とロシア軍に墜ちて居るようで原発が戦場となってしまった、その管理がどうなってしまうのか。そもそも原発は平和が前提の施設、ロケット弾の砲撃の目標になるなどという前提は無いだろう。地球上には予測不可能な指導者の専制国家が少なからず存在する。彼らが自爆行為にはしったらどうなっちゃうのか。プーチンが暗殺される時は自動的に核のボタンが押されるようになっているとかいないとか。北の将軍もそのくらいのことは考えているかもしれない。
私の親も、大戦中戦火を逃れて、裸一つで田舎に逃げてきた部類。ささやかな財産も金融封鎖で全て無くした。したがって、貧乏貧乏の人生をひたすら我慢して生き抜いてきた。戦争とは国民の財産を全て奪うという悲惨な所業。今ウクライナでは、そんな状況が展開されているようだ。
米国や欧州も、自国だけはそんな戦火を浴びたくないと、やや自重的にロシアと対応。予測不可能なプーチンが何をしでかすか戦々恐々。出来れば狂犬に近づきたくはない自国ファースト。逆にプーチンは、そんな対応を見透かしたように国際法を無視してやりたい放題。
今、欧米は、世界経済がスムーズに稼働するシステムを壊すという経済制裁でロシアに対応。ロシアだけに打撃になるように経済システムを壊しているのだが、世界経済の6~7%しかウェイトがないというロシア経済だが、無傷というわけでもない。ロシアに輸出している中古車業者とか、ロシアから木材や魚類を輸入している業者とかの悲鳴がテレビで紹介されている。その他数兆円とかいうロシアの債権も消えてしまうとか。それより問題は石油や天然ガス。ドイツやイタリアはロシアの天然ガスに5割を頼っているというから大変だ。SDGsブームで石炭火力発電所は廃棄してしまったし太陽エネルギ-は期待ほど効果が無いようだ。原発もかなり減らした。ヨーロッパで電力供給が出来なくなり、停電が当たり前になってしまうような時が来るかも。
これが世界3次大戦ともなると、世界中が映画で観るような丸裸のホームレスになってしまう。放射能の被弾を恐れて、人類は地下に潜る。あのような戦争映画の再現だけは絶対に起こらないように願いたい。まぁでも、最近の世の中みていると、何が起きるか分からない不気味な時代に突入しているようだ。