選挙が終わってマスコミもホッとしたのか、最近は政界と統一との深い繋がりを報道し始めた。このような関係が投票日の7月10日前、少し漏れていたら参院選の結果もかなり変わっていたと思うのだが、さすがに自民、戦略は見事に成功した。ある調査に依ると、安倍さん銃殺の報道で13%くらい自民に票が流れたと伝えていた。1割以上の票がプラマイしたのだから差は20%以上、凄い数字である。今後、この結果の効力は6年間続くのだから、たった3日間の偏った報道で迷わされた国民はたまったものではない。
それにしても、凄い議員が誕生している。N党から出た、某暴露ユ-チュ-バ-先生は、昔タレントの面倒をみる事務所に居て、売れていない知人タレントに、その筋の大物を紹介してやるとか言って何人もから金を拝借して、その金を博打に全て投下して、詐欺で訴えられてドバイに逃げこんだというお墨付きのワルだ。国会議員になったら不逮捕特権で、日本に帰国しても大丈夫かとおもいきゃ、逮捕の可能性が充分あるということで、今なお、帰国も出来ないようだ。(国民としては、悪人が悪人の悪行を暴露するのを見るのは面白い。これからの候補者は、ニッチの票を獲得するために悪人の顔を表に出して選挙活動するのが有利になるという、おかしな現象が流行るようだ。)それはともかくも、二流週刊誌ネタのタレントや議員先生の裏側の行業の暴露を、国会で展開してくれるかと思っていた支持者はガッカリしていそう。高潔を売りにしていた議員先生、このような異常時代をどのように思っているか。安倍さんも、段々統一との闇の関係が報道され始め、3代にわたる安倍家、岸家との腐れ縁ともいうべき長いもちつもたれつの関係が明るみに出てきて、国民もなんだかな~とも思わんこともない。
先生といえば教師業、おいらが子供の頃は、それなりに尊敬されていたのだが、最近は教師の過重労働がたびたび報道されるようになって、教師になりたいという学生が少なくなってきた。部外者から思うに、なんで教師業、そんなに雑務が多いのか理解しがたい。私が高校の頃、職員室に行くと、倫理の先生なんか、暇そうで、授業以外は小説を職員室で読んでいるという、のどかな時代を思いだすと、なんとも理解しがたい教師の過重労働。私の友達にも教師やってたのがいるが、年金は多いらしいのでうらやまし。教師というなら、やはり大学の教授というのが一番恵まれているのかな。おいらの大学の講座の教授は、週に2日くらいしか大学に顔を出さない。(外国の山登りに行った助教授は3年くらい顔を見なかったが。)学科のなかで一番さぼりの上手い教授とか噂されていた。勿論講座の学生の面倒も一切見ない。まぁ、助士が学生2人に1人くらい居るので、助士にはお世話になったけど。ただその教授、提出論文の数だけは多いとか。退官後、沖縄の方の国立大学に就職したようだが、その当時の助士が笑い話に言うには、近くにいいゴルフコ-スがあるからとそこに決めたという。身近に見た教授というのは、なんともななんともである。これに比べたら、やはり、小、中の教師は可愛そうかな。