日本も大昔は石炭の採掘が盛んであったことを「海に眠るダイヤモンド」のドラマ観て思い出した。九州、北海道が主な炭鉱地であった。そして時々大きな「炭鉱事故」があった事も思い出した。それがいつのまにか、アッという間に消えた。当時炭鉱現場には何万人と従事していただろうが、その後彼らはどこに移住したのだろうか。幸い炭鉱の閉鎖時期は、日本がGDPで上り詰める最盛期であったから、大きな雇用問題とはならなかったのかもしれないが、当の炭鉱従事者にとっては大きな生活の異変だったろう。
もっと昔の江戸時代までは、日本は有数の金鉱地でもあって、有名な佐渡金山とかは今でも有名である。最近外資が、日本で又採掘出来る有力な候補地をいくつか探し出して、採掘しようとしているのを地元民が反対して問題にもなっているとニュースで見たことがある。
日本の戦後の驚異の経済復興は、日本に資源が無い事が幸いしたと学校で教えられたことがあるが、無いよりはあった方がいいに決まっている。幸い四方を海に囲まれて、外国の資源を海運で一番安い国から安く輸入出来たのが結果的に日本の経済競争力を高めたとか教えられたが、果たして正解なのかな?
地球の誕生からの歴史において、人類の歴史は一瞬のようなものである。そして人類史で、人間が鉱物資源を活用して、いろんな産業を興し享受し始めた時間は又一瞬のような時間。そのうち地下資源はまたたくまに掘り尽くしてしまう。その後がどうなるかは、誰も予想展望していないというか、最近の地球環境、特に天候とかの異変で、そんな先のことまで考えている余裕が無い。一方で何万年も経たないと無害にならない原発のゴミはどんどん増える。何万年も誰が安全に原発のゴミを保守するのか、天変地変が毎年やってくる地球上で、万年単位の時間の先なんて誰も予測出来ないのに。
とか、炭鉱のことを思い出して、ちょつと未来を心配するのであったwww。
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