などと、ロシアのウクライナへの侵略戦争を見ていて、日本人の少なからずは明日の日本の行く末を一瞬杞憂したことと思う。軍事大国が軍事力に任せて、隣国を蹂躙して侵略しても他国は観ているだけで直接介入出来ない現状を見るにつけ、ならずもの国家?を隣国に数多く地理的に位置する日本としては、心穏やかではない。現状は、やくざの組拠点の事務所に囲まれた状態で、いつ隣の暴力団が暴発するかは分からない。丸腰で武力を憲法の縛りでもてない日本は、隣国が侵略し始めても抗する力が無い。丸腰で銃を突きつけて脅す隣国相手に対抗できるのかという論争が、最近強くなっている。日本もやくざに対抗して、銃を持つことを合法化しようという世論。最近の世論調査だと6割の日本人が、日本も核を持つべきと回答してるとか。9条を変更して、日本の武力所持もOKにしようとか。確かに理想論では平和は守れない。対話で話し合うには、相手も丸腰になってもらわんと平等で対等な会話も出来ない。
表題の北が核を打ってくるケ-スは、北の独裁君主に危険が迫った時か、何らかの偶発的な事故の場合かな。そういう可能性は高くないけど、ゼロでも無い。ロシアが日本を侵略するケ-スは、現在の政権が何を考えているのか分からない不安からくる。そもそもウクライナへの侵略も、明確な意図が不明である。独裁者のきまぐれで、国際法を無視して何をするか分からないロシア。シナが沖縄を占領するケ-ス。現在シナは沖縄の民心をシナ寄りにするようにいろいろ画策している。ある程度のシナ寄りの民心が醸成されれば、内乱のような状況作りだし、現在のロシアのように、シナ寄りの民衆を助けるためにとか口実つけて侵略してくるかもしれない。シナが台湾を武力で併合する確率は3~5年以内に確実に起こるとか言われているので、これを邪魔するようなトゲ的な沖縄も武力をもって併合される確率は低くない。何しろ日本は丸腰だから、遺憾!遺憾!と叫ぶ意外抗議対抗できないのだ。
東京都知事は北の推薦する知事にし、北海道をロシアに譲渡し、九州と沖縄はシナに譲渡すれば、本島は安泰かな?
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と、やや自嘲気味に今日本の置かれている状況を冗談気味に綴ってみた。ぼつぼつ参院選も近づいてきたが、日本の安全保障の論争はいまいち盛り上がらない。非核三原則について右側の安部ちゃんが、米と核を共有したらどうかとの提案を出したが岸ちゃん政権は取り合わない。ここで日本が核を持つことの議論を興すと国論が二分化されかねない。自民党内にも核については余り触れたくない議員が多い。日本国民も核についてはアレルギ-が大きいのでややこしい。現状の世論調査だと6割の国民が核の所持に賛成してるらしいが、この数字は今のウクライナの惨状が大きく影響している可能性がある。核を持たないと、軍事大国がいつ武力をもって自国を侵略するか分からない今の現実。核を持てば弱小の北でも米国と互角に渡り合える。悪魔の武器、核は使わないことを前提に大国に所持を許されているのだが、現実に核の使用をほのめかして一部の軍事大国は恫喝してくる。毒をもって毒を制す、とは昔からの例えだが。核の脅威を感じる弱小国は多い。だから核を持ちたがる。核さえあれば、弱小国でも侵略されないと信じるからだ。というわけで、核の拡散は静かにこれからも進んでいくのだろう。
話を戻せば、日本も核を持てば隣国の、ならずもの国家の武力行使の抑制力になる。確かにその通りだろう。悪魔に魂を売る取引、それが核の所持。一切の武力を持たずという戦後の平和国家日本は、今悪魔に魂を売って、命を永らえるかの大きな瀬戸際にいる。世界中の国が現在の現実に駆られて、悪魔に魂を売る誘惑にかられている。
などと妄想するのはおいらだけかも。
それにしても、今回のロシア、ウクライナ侵略戦争、不思議なことに、ロシアも当然ウクライナも、そして世界中の何処の国も戦争によるメリットを享受してないことだ。世界中の国がロシアの経済制裁や、ロシアからの資源の輸入が出来ないとか返り血を大きく浴びている。当然当事国のロシアとウクライナの被害は甚大だ。プーチンも今頃、こんなはずでは無かったと大きくため息をしているだろう。