雑談

¥(円)の外国での評価 外国旅行する時に最低限用意しておくべき$(米ドル) 意外と評価の低い日本円 僻地の闇両替だと日本円の交換率はかなり低く半額になってしまうことも

 東南アジア各国を旅していると両替の頻度は多い。たまたまミャンマ-とかラオスとかの熱帯アジアの田舎を旅していて、現地通貨が足りなくなってしまった時、日本の円しか持っていないと、その両替率の低さに唖然とする。民間の闇でやっている処だと日本円だと5割近くを手数料にとられるボッタクリ価格に遭遇する。一歩国外に出ると、やはり断トツに一番強いのは米ドルだ。どんなアジアの僻地に行っても米ドルさえ所持していれば困ることは無い。一方、日本円では受け付けてくれないところが多い。やはり国力、軍事力、を背景とした世界の通貨としては米ドルが圧倒的に強い。これは日本がバブルだった時も今も大して変わりない。

 外国の観光街を歩いていると目につくのは両替。100メートル間隔くらいに両替屋がある。両替率も微妙に異なるのが面白い。後ATMで日本の銀行預金口座から引き出すと、現地通貨で引き出せる。そのほかVISAとかのカードでもATMで引き出せる。少額の両替ならどこで両替しても大差はないが、ある程度まとまった金額を両替しようとすると微妙な手数料の違いもかなり響く。観光地の首都にはこんな需要に応じての、ものすごく手数料の安い両替商がある。銀行なんかよりもちろん安い。したがって、長期旅行する場合は、そういったところでとりあえず米ドルに両替しておくことが肝要である。どこに行っても米ドルを所持していれば何とかなる。タイ周辺国だと、例えばラオスやカンボジアだとタイのバーッでも支払いがOKである。ラオスではタイ語もかなり利用されているようでタイ語がかなり通じる。ラオス語はよく知らないが、どうもタイ語とかなり似ているらしい。

一度ミャンマ-のバガンで米ドルも現地通貨チャツトも底をついてしまい、滞在ホテルで円の闇両替を頼もうとしたらとんでもない手数料を取られると知って断念したことがある。米ドルならかなり安い手数料であった。というか、米ドルなら両替せずとも使えた。そんな経験から、日本円は外国では余り評価されていないことを痛感した。

 日本国内で生活していれば、為替の両替率なんてめったに気にしないのだが、国外にいると結構気になる。最近はかなり円安だとか。かっては米国を怒らせるほどの輸出超過国だったが、最近はトントンかマイナス。外国に投資している稼ぎのバックキャツシュでなんとかとんとん気味になっているようだ。今のように石油やガスが高騰しているとやはり円は安い。貧乏人には外国旅行は段々遠い世界になりつつあるようだ。

 

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