予想道理に強かった自民、おいらとしては、余り圧勝してもらっても困るな!?とか思いながら観ていた選挙速報。選挙終盤での悲劇的な事件で自民に風が大きくなびいたのだろうか。これで一応改憲勢力が参院でも3分の2とか。安倍ちゃんの悲願の改憲、こんな悲劇が寄与したのか、整いはじめてきた。
憲法も70年も経てば、時代にそぐわない条文も出てくるようだから、現在の時代に則した形に修正するのはやぶさかではないしも思うのだが、現在の憲法は人類の夢のような9条が問題になっているようだ。最近のロシアや北、シナとかの緊迫した事態では理想論では国を守れないという現実派が多くなってしまった。裁判官の大半が、自衛隊違憲とか言うようで、これも困った憲法解釈。もっとも現在の憲法を読めば、子供でも違憲と思う。これを合憲というのは日本語が出来ないと言っているのと同じ。ということで、時代に則した条文にしようとかいうのはもっともなことだ。
一方、現行の憲法が日本の戦争参加への抑止力になったというのも事実。現憲法が無ければ、米英の自衛隊派遣の圧力が更に大きくなる。日本がロシアのウクライナの侵略への武器援助が、兵隊の防御服とか毒薬マスクとか言うのだから、ちょつと笑ってしまったが、これも憲法制約からくるもの。結構、この憲法で助けられている。現在の自衛隊の売りの一言は、戦死者を一人も出していないこと。やや複雑な気持ちにもなる自慢話だ。
なにはともあれ、参院選後も余り大きな変化は無いことだけは理解。選挙が終わると、きしちゃんが、大増税の掛け声をあげるぞ、と言われているので、それだけは勘弁。安倍ちゃんか亡くなったことでリフレ派の後ろ盾が消えた。日銀黒ちゃんも、後ろ盾を失い、これからはややト-クダウンする可能性がでてきた。任期は来年春までらしいが、その前に追い出される事態になるかどうか。不運の前総裁白河さんが警告する言葉は杞憂になればいいのだが。
https://www.sankei.com/article/20210730-FWZXDKQZDFP6TOZHEIL4RVMIHU/