
トランプ形勢逆転/米国債でノックアウトくらう
トランプの発言に右往左往していた経済も最近やや落ち着きを示し始めてきた。最初にトランプに反逆したのはやはり市場、特に米国債の金利上昇がトランプのとどめを刺した。余りにも軽い米国大統領の発言に、世界も最近は冷ややかな眼を向け始めた。世界市場の緻密な網を切り裂いてみせたトランプ関税、簡単には修復出来ない、今後どのような展開をみせるのか誰も予見できない。ただ米国の威信が大きく失楽したのだけは誰の目にも明らか。そして米国への信頼も失墜した。もはや、今までのように米国に安全保障の全てを委ねるのは危険、自分の国は自分で守ろうという、ごく当たり前のことにやっと気づいた。*************************