暑いので部屋に閉じこもって横になって映画観ているといつのまにかうたた寝してしまう。
最近庭仕事が暑さのせいで出来ないので運動不足か、先日体重計に乗ったら1~2キロ増えていた。余り食べないのに体重だけが増えるという不思議。まだ腹が出てくるところまではいかないからいいか。いや昨日は隣の8畳間2部屋、1か月ぶりに汗かきながら掃除機かけて雑巾がけしたから運動も多少してるかな。先日、寝室のエアコン1セット取り替えたが、もう1台交換したいのだが、なかなか気力が出ない。暑い昼間は当然したくないのだが、夕方になっても面白い映画に夢中になってしまって。
今日はオリンピック柔道、兄弟で金メダルとかいうのが一番のニュ-スかな。兄弟だけあって顔はそっくり。こんな妹にプロポ-ズする男はかなり勇気がいるだろうな。どうでもいいけど。無観客でも地の利か、日本のメダル獲得数も順調に伸びている。五十数年前の東京でのオリンピックは大翼賛会で、ほとんどの日本人が熱狂したものだ。東洋の魔女とか、神がかり的な試合もあった。今は国民の心が分断しているからしかたないか。
昼間、窓を開けると涼しい風が入るのだが、どうしてもエアコンのスイッチをいれてしまう。気温は32度くらい。そこでそんな我慢力の無い自分に嫌になりながら、SDGsとか言う単語を思い出した。今年、米国大統領が代わってから、ちょつとクレイジ-になったかのように環境問題、CO2問題が取り上げられるようになった。各国が努力すれば、今の快適生活を維持しながらCO2削減が可能かのようにマスコミは喧伝し、大企業もここぞとばかり我が社の目標は何々と宣伝しているのだが。先日、欧米でEVの車の為にエンジン発電機が売れているというニュ-スを見た。石油で発電機を回して、その電気をEVに供給。最近ソ-ラ-発電機が環境を破壊している惨状もよく見かける。今までの緑の景観が突如真っ黒に変わっている。環境問題に取り組んでいるはずが、かえって環境を壊している場合も多そう。水素燃料もそうである。どうも実態は水素を作るために今よりもっと多くのCO2を発生させるようだ。(実はおいらも子供の頃、水素で水を作り、水で水素を作る永久機関を妄想したことを思い出した。どうも今のSDGsは、この科学的に不可能な永久機関のよう)電気自動車にしても、その製造には超巨大なCO2を発生とか。特に電池の製造過程には莫大なCO2を発生させる。そして使用後の不要になった電池の廃棄にも。そもそも後10年でガソリン車の製造を打ち切るとか言っているが、そんなEVのための電力が今の電力供給網の延長上で可能なのか。各家庭でガソリン発電機を買って、その電気でEVを走らせているとかいう欧米は既に笑いの種。日本でもEV用の供給基地が最近減少しているニュ-スを見た。政府の掛け声と実態は逆行しているのが笑える。
あと、ふと思うのだが、本当に科学的にSDGsが可能なんて実証されているのであろうか、と疑念が湧く。CO2削減とかいうのは、部屋の中のゴミをただ部屋の外に出すだけの行為に見える。地球上のCO2削減という意味がよく分からん。専門家では無いのだが、その可能という根拠を見たことが無いのだが。
どうも国家や行政、優等生とか言われている大企業に担がれているようにしか思えない。何だろう、そんな神輿を担ぐ意図は?やはり新しい購買力を作ろうとしているのか、欲の為?それだったら結果は真逆になるのだが。まぁ環境破壊で真っ先に亡くなっていくのは貧乏人だから、彼らには当分関係ないからいいのか。
日本で再生可能な時代というと江戸時代以前に戻る。要するに蒸気力に始まる石化エネルギ-を使用しない生活に戻るしか無いのだが、今の人類には不可能だ。1か月くらいなら面白いから出来るが。
このままいくと地球、人類は破滅の道をたどるのかな。今の環境の平衡のバランスが崩れ始め、やがて平衡のバランスの回復力の限界を超えようとしているらしいが。北海道でも美味しいコメが出来るようになった、日本の何処でもバナナの生育が出来る時代もすぐそこまで来ている。ある日突然ノアの洪水のように、地球崩壊の時が来るのだろうか?望むらくは、後2~30年後、おいらの死後にノアの洪水は起きて欲しいな。痛い、痛い、と言いながら死ぬのは嫌じゃ。
と、長く暑い夜をオリンピックハイライトと映画を観ながら、今夜も妄想してしまうのだった。