29日の総裁選、下馬評では一発で決まれば河野さん、2回やるとなるとひょつとしたら岸田さんもありとか。党員票をどこまで集めて一発で決めるか否かで勝敗が分かれるとか。最近になって河野さんの親族が大株主の企業が中国にも進出しており、河野さんは親中派だとか喧伝。今更騒ぐのもどうかと思うが、選挙になるといろいろ言われるようだ。政策聴いててもとりわけ胸をうつような展望はどの候補者からも聞かれない。
最近恒大とかいう中国の大手不動産会社が危ないとかいうことで中国経済のリスクを伝えるニュースが駆け巡る。1年くらい前から分かっていたことだが、又最近なぜか大きく取り上げられている。一応今でも利益はあげているようだが、財務内容が悪いようでバランスシ-トからだとほぼこのままで間違いなく倒産だとか。有利子負債も十何兆円とかでこの利払いは1割の高金利だって。日本だと1割もの高金利払えるような企業は余程稼ぐ企業でもまずやってゆけない。この企業は共産党非主流派、胡錦涛派なので政府からの援助も少なめとか予想されている。一応中国最大手の不動産企業なので売り上げも債務も凄いし、他の中国の不動産企業も、この恒大と似たり寄ったりの財務状況で連鎖の影響を考えると結構深刻のようだ。中国は今、貧しい人民も豊かな人民も共に豊かになろう!スローガン掲げて、経済格差の貧民の怒りを治めている時なので、富裕者の為に恒大に援助の手を差しのべることには消極的。家は住むためのもので転がすものでは無い。などと言ってるくらいだし。今日、改めて、中国政府か仮想通貨の取引を禁止、とのニュースで仮想通貨が暴落。富裕者の海外送金の道を閉ざそうとしている。
今のところ、恒大のニュースが流れていても株や商品の市況は好調のようだ。ニュースが流れた瞬間はちょつと下げるが又すぐ忘れたように元に戻る。まだまだ今のところはバブルの勢いの方が強いようだ。リーマンの時も、1年前から、危ない、危ないと言われながらバブルは続いた。経済市況というのは楽天家の集まりで、崖っぷちに立つまで方向転換しない。その他、米国中銀が、テーパ-リングや利上げの時期を前倒しするようなタカ派意見が少し多くなったとか。さて今回もただの杞憂か鉄で出来た中国のバブルも今回ばかりははじけるか?リーマンは繰り返すか?
https://news.yahoo.co.jp/articles/3674c1ce6926c619b8a0218ac2745dcfdd42d08b
https://news.yahoo.co.jp/articles/18a4c5370d4409872b6523468ab9048ca629f18f